ニュース

【セイコー】クラウド型電子契約サービスの無償トライアルを提供開始

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、2020年内に政府が予定しているタイムスタンプの公的認定制度を踏まえ、従来の電子契約に公的タイムスタンプやeシール(法人向け電子証明書)を適用するクラウドサービスとして、「セイコートラストサービス」プラットフォームを本日立ち上げました。 プラットフォームサービス第一弾として民間認定タイムスタンプを適用する電子契約サービス「かんたん電子契約 for クラウド」を2020年7月より提供開始します。これに先立ち、1ヶ月無償で利用可能なトライアル版を2020年6月12日より提供します。

参照:脱ハンコ、テレワーク、電子取引を支援 公的認定を基盤とした「セイコートラストサービス」を立ち上げ クラウド型電子契約サービスの無償トライアルを提供開始

タイムスタンプ大手のセイコーソリューションズは、クラウドサービスプラットフォーム『セイコートラストサービス』の立ち上げと、電子契約サービス『かんたん電子契約 for クラウド』の1カ月無償提供を発表した。

『セイコートラストサービス』の立ち上げは、2020年内に予定されているタイムスタンプの公的認定制度を見越してのもので、信頼できる時刻インフラからタイムスタンプ、eシール、電子署名、リモート署名を使って、流通する電子データの信頼性を保証することで、安心・安全なSociety5.0に貢献するセイコーのサービスの総称。

セイコーソリューションズといえば、やはりタイムスタンプのの印象が強い。
2019年の発行件数は、国内認定タイムスタンプの約6割にのぼるという。

一方で電子契約サービスの提供も行っていた。
Webブラウザ上で契約書の締結、保存、閲覧および原本性を証明できる『かんたん電子契約』だ。
この『かんたん電子契約』は2012年から提供しているものだが、今回の『かんたん電子契約 for クラウド』は、『かんたん電子契約』をクラウド上で利用できるようにライセンス体系にしたもの。

テレワーク支援として、『かんたん電子契約 for クラウド』を1ヵ月無料で提供するという。
6月12日から7月10日までの申し込みで、年間120,000円の利用料なので、月額換算すると、1カ月分の10,000円が無料という事になる。
送信費用も通常100円のところが無料で利用可能だ。
正規料金でみても、他のサービスに引けを取らない低価格帯だ。

また、業務システムと自動連携ができるAPIの提供も予定しているという。
これまで金融機関をはじめ多くの企業へ電子契約ソリューションを導入してきたセイコーソリューションズ。
『かんたん電子契約 for クラウド』はWebサイト上ですぐに利用開始ができるサービスだが、エンタープライズ向けへシームレスにアップグレードすることも可能。
さまざまな業種での受発注業務、知財保護や設計図書の電子保存などへの利用が、簡単に実現できるという。

セイコーソリューションズでは、脱ハンコ、テレワークを推進する「セイコートラストサービス」の拡充・提供により、新しい働き方・生活様式における日本企業の継続的な成長を積極的に支援していくとしている。

RELATED POST