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【Holmes】契約業務における実態調査を実施

企業の契約に関わる業務全般を最適化する、国内初の契約マネジメントシステム「ホームズクラウド」を運営する株式会社Holmes(本社:東京都千代田区、代表取締役:笹原 健太、以下:ホームズ)は、この度、一般企業の20歳~59歳の会社員1,102名を対象に、「契約業務に関する実態調査」を実施しました。 参照:契約業務における実態調査を実施
契約マネジメントシステム『ホームズクラウド』を提供するHolmesは、「契約業務に関する実態調査」を実施したと発表した。 今回の調査は、契約業務に関する企業に潜む課題を浮き彫りにすることを目的として、過去一年間に契約業務に携わった経験のあるビジネスパーソンを対象に実施。 その結果、承認待ち時間や契約書の捜索時間など、契約業務周りで空費している時間の実態が明らかになったという。 2019年12月9日から11日の間でインターネットを通じて、全国の一般企業の20歳から59歳の会社員1,102名を対象に行われた。

ビジネスパーソンの8割以上は、現状の契約業務に課題感を感じている

過去1年間に契約業務に携わった経験のある人のうち、「契約業務に課題を感じている」と回答した人の職種内訳は、
  1. 営業・販売部門(58.0%)
  2. 情報システム部門(28.9%)
  3. 経営企画部門(10.6%)
法務部のみならず、多岐にわたる部署で契約業務が発生し、現状の契約業務に課題を感じていることがわった。

契約業務課題のTOP3は、「承認待ち時間」、「過去の契約が見つからない」、「承認フローが不明確」

  1. 社内外の承認に待ち時間がかかる(44.5%)
  2. 過去の契約書が見つからない(32.7%)
  3. 社内承認フローが不明・煩雑(31.2%)
(※複数回答) 契約業務に関する課題のTOP3は上記の通りとなり、多くのビジネスパーソンが契約業務に関わる”非効率な時間”に課題を感じているという結果になった。

契約業務にかかわる部署は「営業・販売」、「情報システム」、「経営企画」法務部以外でも約4人に1人が契約業務に月10時間以上かけている

法務部以外の社員1人が契約業務にかける時間について、月に10時間以上が26.6%、月に5時間以上が62.5%と回答。 法務部以外の人も、契約業務に一定の時間を取られている実情が明らかになった。

契約業務で改善したいことのTOP3は、「契約業務の効率化(66.9%)」、「契約管理の最適化(37.0%)」、「無駄な支出を減らす(34.3%)」

そのほか、「コンプライアンスの向上(32.3%)」、「 売上向上(31.1%)」などの回答が上位を占める結果となり(※複数回答)、契約業務を改善するにあたり、効率化に加え、コストやコンプライアンスリスクへの対応ニーズも高いことがわかった。

契約業務サービスで導入意向が最も高いのは「社内ワークフローシステム」次いで、「電子契約」と「契約書管理システム」のニーズが高い結果に

契約業務改善のための導入希望サービスTOP3は、
  1. 社内のワークフローシステム(35.6%)
  2. 契約書の電子契約化(33.8%)
  3. 契約書の管理システム(32.0%)
(※複数回答) と、契約書の電子化のみならず、契約全体を管理するフローやシステムへの需要が高いことがわった。 調査結果としては、ビジネスパーソンの役8割が契約業務に課題を感じており、3割以上がワークフローシステムや契約の電子化を導入もしくは検討しているという結果になった。 電子契約や契約業務の電子化、ペーパーレス化が可能という認識が少しずつ広まってきているのがアンケート結果の数字にも出てきているように思う。 意識が高まり、具体的に導入検討する際にどのポイントで選定するべきか。 その一助になるべくPaperless Gateでは今後も、各社のサービスや活動についてお届けしていきたいと思う。
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