T&D保険グループの太陽生命保険株式会社(以下「太陽生命」)は10月18日、「UCDAアワード2018」において、「太陽生命コンシェルジュ」の契約申し込み手続き画面のデザインで特別賞を受賞したと発表した。
UCDAアワードでは毎年、優れたコミュニケーションデザインが表彰される。
当社の営業職員が携行する次世代携帯端末「太陽生命コンシェルジュ」は、最新のITを駆使して機能 の充実を図り、設計書(契約概要)や保険料決済も含めたペーパーレス化を実現しています。
太陽生命では、「シニアのお客様に最もやさしい生命保険会社になる」ことを目指して「ベストシニアサービス(BSS)」に取り組んでおり、設計書(契約概要)や保険料決済も含めたペーパーレス化を実現。
文字サイズが大きく、コントラストの高い配色が見やすいと特に高齢者から高い評価を受け、全体的に加齢に配慮した視点で設計されている点が今回の受賞にもつながったという。
紙文化に慣れ親しんだシニア層に対するペーパーレス化は難しそうなイメージを持ってしまいがちだ。
若い世代に比べれば苦手意識を持ちそうな印象は否めないが、実際にはそれほど恐れるものでもないのかもしれない。
60歳以上のスマホの普及率が6割を超えているという調査結果もあるほどだ。
保険商品という特性上、ペーパーレス化に法的なハードルもあるように思ってしまうが、社会的なニーズを鑑みると、今後は生保、損保問わず保険商品のペーパーレス化は急速に進んでいくのかもしれない。
今回の商品に限らず太陽生命の今後にも期待したい。