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【ペーパーロジック】ボウラインマネジメント、経営管理ナカチと協業を発表

株式会社ボウラインマネジメント(本社:東京都中央区、代表取締役:野村貴彦、以下「当社」)および株式会社経営管理ナカチ(本社:東京都千代田区、代表取締役:粂川操、以下「経営管理ナカチ」)の二社と、IPOを目指す企業へのデータマネジメント支援業務において協業することで合意いたしましたのでお知らせいたします。
参照:IPOを目指す企業のためのデータマネジメント支援で協業 電子稟議、電子契約、電子書庫のクラウドソリューション『paperlogic』を展開するペーパーロジック株式会社は、データ保全サービス「Amberlt」を展開するボウラインマネジメント株式会社および、経営管理ナカチとの協業を発表した。 今回の協業は、IPOを目指す企業のためのデータマネジメント支援を目的としているという。 ボウラインマネジメントは、データ保全サービス「Amberlt(アンバルト)」を中心に、電子化に関するコンサルティングから、書面の電子化サービスなど、IPOを目指す企業向けに「文書作成~活用~保全」までのデータマネジメント支援を行っている。 経営管理ナカチは、ナカチグループの豊富な監査及び株式公開指導の実績を活かし、IPO後までを見据えた業務改革実現のためのコンサルティングや「あなたのCFO」をコンセプトに人材不足の企業へCFO業務及び財務・経理業務のBPOサービスなどを提供している。 ペーパーロジックは、独自の電子認証基盤により、企業の意思決定プロセスにおける改ざん防止、なりすまし排除を実現しており、IPOへ向けて多忙な業務の日々においてもpaperlogic各サービスを利用することで、意識することなく内部統制強化、コンプライアンス強化を実現できるとしている。 今回の協業に至った背景として、上場予備軍および上場後の内部管理体制の不備、監査のデジタル化対応の遅れ、監査法人の人手不足の深刻化などを挙げている。 最終的に上場承認に至らないケースが約2割にも達しており、証券取引所は監査法人や証券会社に上場申請前の公開指導や引受審査の厳格化を要請し、上場申請後にも、内部管理のあり方に問題がみつかった企業が増えている。 さらに、監査の厳格化及び人手不足の影響で、監査法人は監査における業務負荷が著しく高まっており、デジタルデータを活用したAI監査に切り替えを図っているが、顧客側のデジタル化対応が遅れているため、まだまだデジタル監査が浸透しにくい状況にある。 国内企業のほとんどは、まだまだ「紙とハンコ」を前提とした古い業務フロー、運用規程となっており、業務の実態に即しておらず、かつ内部統制リスクを軽視した運用が続けられている。 三社が協業することで、文書の作成~活用~保全までを法令に準拠した形で完全にデジタル化し、改ざん防止、なりすまし排除をさらに強化することで、従来の枠組みにとらわれない新しいIPO支援が可能になるとしている。 また、三社は今後、監査法人および文書情報や各種デジタルデータに関連する各種サービスベンダーなどと連携を進める予定だともしている。 技術やサービス展開のスピードを考えると、今回のような近しい領域のサービスの企業同士の協業が増えていく傾向にあるのかもしれない。
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