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【WAN-Sign】シングルサインオンが「トラスト・ログイン byGMO」に対応

「WAN‐Sign」を利用する企業は、「トラスト・ログイン」を導入することで、シングルサインオンでログインが可能となるほか、ID・パスワード管理する手間や紛失のリスクを防ぐとともに、端末制 限や多要素認証によって、「WAN‐Sign」のよりセキュアなアクセス管理を実現します。 基本機能無料のIDaaS「トラスト・ログイン byGMO」が電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」のシングルサインオンに対応
GMOグローバルサインとワンビシアーカイブズは、GMOグローバルサイン社が提供する企業向けシングルサインオンサービス(IDaaS)「トラスト・ログインbyGMO」が、ワンビシアーカイブス社が提供する電子契約サービス『WAN-Sign』のシングルサインオンに対応したと発表した。 シングルサインオンとは、1つのIDとパスワードで、複数のWebサービスやアプリケーションにログインする仕組み・技術のこと。 複数のWEBサービスやクラウドサービスなどを利用するシーンが増えてきている現在の環境においては、非常に利便性の高いサービスと言える。

「トラスト・ログイン」は、社内システムや外部クラウドサービスの業務利用における、『シングルサインオン』『ID管理』『ログ・レポート機能』といった基本機能を、サービス数・アカウント数の制限なく無料で利用できる、企業向けシングルサインオンサービス

GMOグローバルサインの「トラスト・ログインbyGMO」は基本機能が無料、アカウント無制限で利用できる。 今回の背景として、『WAN-Sign』において、よりセキュアな環境を実現するために、SAML に認証(※2)によるシングルサインオンに対応することとしたとしている。 (※2)Security Assertion Markup Languageの略称。異なるインターネットドメイン間でユーザー認証を行うための認証情報の規格。 今回の対応により、IDやパスワードの管理の手間や紛失を防ぎ、安全性を高められるとしている。 それによって企業のシステム担当者は、『WAN-Sign』やその他の各クラウドサービス、自社基幹システムなどをまとめて「トラスト・ログイン」で一元管理することで、多要素認証を用いたセキュリティ強化が可能となり、さらにユーザー毎のIDやパスワードの管理、各サービスの利用状況を確認するというシステム担当者の煩雑な業務負担を軽減することも出来るとしている。 さらに『WAN-Sign』では、英語表示にも対応したと発表した。 海外ユーザーが『WAN-Sign』の英語表記の操作画面を使って、国内の署名者へ日本語の署名依頼メールを送信したり、海外法人も交えた3社間契約において、海外法人分の署名依頼メールを英語に変えて送信するなどといった使い方が出来るという。 セキュリティ強化、業務軽減、利用シーンの拡大という一石三鳥の今回の共同発表。 リモートワークや在宅勤務要請で、これまでの契約業務をペーパーレス化できる電子契約サービスへの注目度は日に日に高まっている。 特に捺印のための出社を嘆くニュースが目に付くが、それに伴い電子契約導入を検討する企業も多い。 電子契約の導入検討の際に必ず気になる点の一つが、セキュリティ面。 『WAN-Sign』では、今回のシングルサインオン対応によって、さらなるセキュリティ強化、利便性向上が可能になるとしている。
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