参院は26日の本会議で、質問主意書や政府答弁書、本会議の会議録などをペーパーレス化するため参院規則を改正した。参照:質問主意書などペーパーレスに 参院が規則改正 |日本経済新聞 参議院において、質問主意書や議事録などをペーパーレス化するために規則改定を行ったと日本経済新聞が報じている。 これまでは、「印刷して各議員に配付する」との規定があり、これが紙の印刷物を配布する根拠となっていた。 今回の改定では、この部分を「電磁的記録の提供」に改めたという。 衆議院との調整もあるが、この秋に想定されている臨時国会からの実施を見込む。 これによる経費削減効果は、年間で1億7千万円ほど。 規則などで縛られているものがあり、何かを変えようという時に規則の変更から取り掛からないというけないというのも骨の折れる作業だ。 しかし、今回の行動だけでもその経済効果は大きい。 実際に推進していく現場の負担は大きいものであることは想像に難しくないが、経費削減により税金の有効活用につながるのであれば、どんどん勢力的に取り組んでほしいものだ。